気象庁の観測によると、16日午前9時までの最低気温で、鳥取市青谷町で30.2℃、島根県浜田市で30.1℃を記録した。午前9時の時点で最低気温が30℃以上となるのは非常に稀で、ともに観測史上最も高い「最低気温」となる可能性がある。
山陰地方には、日本海を南下する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいて、気温が下がりにくい状態となっているため。
一方で、この前線の影響で島根県は16日昼頃から、鳥取県は16日夜にも雨が降り、雷を伴って激しく降る恐れもある。
16日6時から17日6時までに予想される24時間雨量は、山陰の多い所で120ミリとなっている。その後17日6時から18日6時までに予想される24時間雨量は山陰の多い所でさらに100から200ミリとなっていて、大雨に伴う土砂災害や河川の増水などに注意が必要。

https://www.fnn.jp/articles/TSK/403720