陸上自衛隊北部方面隊(総監部・札幌市)の総合戦闘力演習が始まり、多連装ロケットシステムと地対艦ミサイルの発射準備訓練の様子が26日、北海道大演習場(千歳地区)で報道各社に公開された。

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発射準備をする多連装ロケットシステムと地対艦ミサイル(26日、北海道大演習場で)

 北の守りを担う同隊最大規模の演習で、今年は22日にスタート。北海道内の演習場などで隊員約1万2000人、車両約3400台が参加し、9月4日まで行われる。

 この日は、敵が道沿岸部に上陸することを想定。地対艦誘導弾発射機と多連装ロケットシステムを起動させ、弾を発射するまでの工程を確認した。

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