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2022/08/31(水) 19:20:13.22ID:CAP_USER長崎県営バス運転手の不適切な運転について謝罪する県交通局幹部ら＝長崎市尾上町の長崎県庁で2021年8月31日午後3時3分、中里顕撮影
長崎県諫早市の県道で3月、県営バス（長崎市）の男性運転手（55）が路線バスを運転中、乗客を乗せた子会社の県央バス（諫早市）の路線バスを約2キロにわたって「あおり運転」していたことが分かった。県交通局は31日、県営バスの運転手を停職6カ月の懲戒処分にした。
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JR長崎駅近くに駐車中の長崎県営バス＝長崎市で2021年8月31日午後5時7分、中里顕撮影
県交通局によると、県営バスの運転手は3月7日午後0時40分ごろ、諫早市飯盛町の県道で約2キロ、6分間にわたり、前方を走る県央バスに車間を詰めたり、対向車線にはみ出してライトを点滅させたり、クラクションを鳴らしたりした。さらに信号停車時に県央バスへ駆け寄り「なぜ道を譲らないのか」と大声で怒鳴った。県営バスに乗客はおらず、県央バスには乗客2人がいたが、けがはなかった。
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あおり運転をした運転手が所属する長崎県営バス矢上営業所＝長崎市田中町で2021年8月31日午後5時55分、中里顕撮影
県央バスの運転手が上司に報告して発覚。県交通局が県警に相談し、県営バスの運転手は道路交通法違反（車間距離不保持）で行政処分点数1点の交通反則切符（青切符）を切られた。県営バスの運転手は「バスが2台連なると後ろに迷惑がかかるのに、道を譲らずイライラした」と話しているという。この運転手は現在、乗務から外れている。
県交通局は両バスのドライブレコーダーの記録や運転手への聞き取りなどから不適切な運転と認定した。県交通局の幹部は記者会見で「このような事案を起こしたことは誠に遺憾で深くおわびする。県民の信頼回復に努める」と陳謝した。【中里顕】
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