0001きつねうどん ★
2022/10/12(水) 12:11:37.79ID:CAP_USERゴールを目指して長い廊下で雑巾を掛ける出場者＝奈良県御杖村で、広瀬晃子撮影
旧木造校舎の長い廊下で、雑巾掛けの速さを競うレース「ザ！雑巾ダッシュ」が10日、奈良県御杖村で開かれた。出場者はつるつるに磨かれた廊下に足を滑らせるなど苦戦しつつ、必死にゴールを目指した。
全国的にも珍しいとされる長さ101メートルの廊下がある旧村立菅野小（1996年閉校）を活用した「みつえ体験交流館」（同村菅野）が舞台。開催は3年ぶりで、新型コロナウイルスの感染対策として屋外に応援席を設けるなどした。
大会は、小学3年生以下（50メートル）▽同4～6年生（同）▽中学生～一般（100メートル）――の3部門に、7～77歳の計43人が出場。県内だけでなく、徳島、大阪、滋賀などから参加した人もいた。
転倒を繰り返して思うように前に進めなかったり、廊下の長さに疲れて途中で休憩してしまったりする人の姿も。それでも、外から応援する仲間や家族らからの「頑張れ」「あともう少し」といった声援がスピーカー越しに屋内に響き、参加した人たちは懸命に廊下を駆けた。
小学4～6年生の部を制した津崎瑛音さん（11）＝大阪府吹田市＝は「優勝を狙って家でイメージトレーニングしてきました」と振り返るほどの念の入れよう。三重県名張市から初出場した岡田志穂さん（28）は「予想以上に廊下が長く、何度も転んでしまった」とくやしがった。
中学生～一般の部で初優勝した奥野剛太さん（39）＝滋賀県草津市＝は大会記録（17秒64）に迫る好タイムを記録し、「来年、2連覇を達成したい」と意気込んだ。【広瀬晃子】
https://mainichi.jp/articles/20221012/k00/00m/040/066000c
