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24日、ロシア中部ニジニータギルの戦車工場を視察するメドベージェフ前大統領(左から4人目)(AFP時事)

 ロシアのメドベージェフ前大統領は24日、ウクライナ侵攻8カ月を迎え、中部ニジニータギルの戦車工場を視察した。ウクライナ軍に提供された欧米の兵器で、ロシア軍の戦車などが次々と破壊されており、装備の修理・生産は「待ったなし」として急ぐプーチン政権の立場を示した格好だ。

 ロシア軍は保有する弾道・巡航ミサイルの3分の2を使い果たしたとウクライナ側が指摘する中、兵器不足への国内の不安を払拭(ふっしょく)する狙いもある。プーチン大統領は25日、軍需などに関する政府会議を開く予定で、メドベージェフ氏の視察はその一環とみられる。

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