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立憲民主党の岡田克也幹事長

 自民党、立憲民主党などの与野党6党の幹事長は24日、国会内で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる被害者救済新法について協議を行った。

 茂木敏充幹事長は寄付の上限規定の見直した修正案を野党側に説明。これに立憲と日本維新の会は、政府案がマインドコントロール下による寄付などが対象外とされているとして「新法の意味がない。繰り返される寄付等のすべてを明確に対象とすべきだ」と猛反論したという。

 終了後、立憲の岡田克也幹事長は「これでは40点。100点は難しいことはわかるが、60点を取れる法案でなければ意味がないです」と厳しく批判した。

 今国会は来月10日に会期末を迎える。岡田氏は「最後の週で政府は法案の審議をやるでしょうから、来週29日に閣議決定するのではないかと想像しています」と語った。

 旧統一教会に関する被害者救済新法はタイムリミットが迫る。そのなかで与野党間の協議がどこまで進むのかに関心が集まっている。

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