X



異次元緩和の修正、黒田日銀の正体は怪物「ヌエ」 「利上げでも金融引き締めでもない」と否定も市場は嘘≠セと見抜いている [Grrachus★]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001Grrachus ★
垢版 |
2022/12/26(月) 20:09:30.94ID:i19ZLbPK
12/26(月) 17:00  夕刊フジ
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ea82f8cf9e517f67b6d3f1446f28203be7768ea

【お金は知っている】

「日銀副総裁の雨宮正佳氏は総裁昇格を嫌がっている」と、何人かの金融関係有力筋から聞いた。雨宮氏は来年4月に任期終了となる黒田東彦日銀総裁の後任の最有力候補とされる。


雨宮氏は日銀生え抜き組のエースとみなされ、氏の総裁就任は日銀現役、OBを問わず「悲願」になっている。ところが固辞するという。「それほどポスト黒田の日銀政策がきわめて困難だからだろう」と関係者は推察する。

何しろ、雨宮氏は2013年3月の黒田総裁就任以来、日銀理事、さらに副総裁として黒田体制を支えてきた。「日銀政策では物価を上げられない」とする前の白川方明総裁にも仕えてきたが、黒田総裁の「異次元金融緩和政策」に違和感を持つ日銀行内をとりまとめてきた。

そんな背景から、雨宮氏を「鵺(ヌエ)みたいな奴だ」との評価も、雨宮氏をよく知る実力者からも耳にした。鵺とは平家物語に出てくる怪物で、頭は猿、体は狸、尾は蛇、脚は虎に、それぞれ似ていたという。現代ではえたいのしれない人物のことをさす。それほどだれにも気付かれず臨機応変に立ち回れるというわけで、ひねった賛辞とも言える。その雨宮氏でも「ポスト異次元緩和」は手におえないのだろうか。

その苦心ぶりは金融政策決定会合を受けた20日の黒田総裁の記者会見からもうかがえる。決定会合で、日銀は長期金利の変動許容幅を従来の0・25%程度から0・5%程度に広げ、事実上の利上げに踏み切ったのだが、黒田氏は「利上げでも金融引き締めでもない」と真っ向から否定したのだ。要するに任期までは異次元緩和路線の堅持の決意が揺るぎないというわけだ。

異次元緩和路線の修正だと認めることになると、市場は大混乱に陥りかねない。短期市場金利も急上昇し、国債は売られ長期金利は急騰する。円相場もこれまでの円安基調とは打って変わって、大幅な円高に転じてしまう。

現実に、総裁会見後は長期金利が新上限の0・5%へと上がり、円相場も1ドル130円台前半へと突き進んだ。市場は総裁の言は「嘘」だと見抜いているようだ。

上述した「鵺」の例えからすれば、雨宮氏という人物よりも、黒田日銀自体が鵺のようなものである。頭は異次元緩和だが、体は利上げのように見えるのだ。そればかりではない。20日に明らかになったのは長期金利だけだが、異次元緩和は金利と量の二つで構成される。体を金利とみなし、量を脚とすれば、どうだろうか。

グラフは、「量」をさす日銀資金発行量(マネタリーベース)の前年比増減額と消費者物価上昇率である。黒田日銀は2%の物価安定目標を掲げてきたが、消費税増税時以外は達成できなかった。そしてことし3月以降、円安、原油高騰によるコスト高を受けて2%ラインを突破した。だが、欧米のインフレ率10%前後とは大きくかけ離れている。それだけデフレ圧力が強いのだ。

にもかかわらず、日銀資金発行は10月以降40兆円以上も減らしている。とすると、日銀は異次元緩和の看板の元で金利、量の両面で引き締めている。まさに鵺であり、今や正体は隠せなくなったのだ。 (産経新聞特別記者 田村秀男)
0002Ψ
垢版 |
2022/12/26(月) 20:33:49.15ID:nfMLzhnC
産経はもう少し 統一教会の報道をちゃんとしろよ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況