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2023/01/18(水) 23:05:42.13ID:KkdsxVNihttps://www3.nhk.or.jp/news/html/20230118/k10013953681000.html
大手電力会社が競合他社の顧客情報を不正に閲覧していた問題で、新たに九州電力も同様の不正な閲覧を行っていたと発表しました。
関西電力と東北電力で競合他社の顧客情報を不正に閲覧していた問題が相次いで明らかとなる中、九州電力グループは18日、会見を開き、同様の不正が見つかったと発表しました。
7年前に開始された電力小売りの全面自由化以降、大手電力会社は「新電力」と呼ばれる競合他社が参入しやすいよう、送配電網を切り離す形で子会社化していて、グループ内での情報の遮断や厳正な管理が求められています。
発表によりますと、九州電力でも社員が子会社の送配電会社が管理する競合他社の顧客の個人情報を不正に閲覧していたということです。
不正なアクセスは去年12月の1週間程度で、九州電力や委託先の端末、少なくとも300台で確認されたとしています。
顧客の契約切り替えの際に、名義を確認するなどの目的で閲覧していたとして、営業開拓のための利用は現時点では確認していないとしています。
九州電力営業本部の栗山忠司部長は「今回の事案を重く受け止めており、深くおわび申し上げます」と陳謝しました。
大手電力会社に対しては、公正な競争環境の確保が求められる中、去年12月には公正取引委員会からカルテルの疑いがあるとする指摘も出されていて、会社の管理体制が問われる事態が相次いでいます。
