男子ゴルフで日本プロ選手権２勝などレギュラー１２勝、シニア１７勝を挙げた金井清一（かない・せいいち）さんが、
昨年１１月３０日に誤嚥（ごえん）性肺炎のため川崎市内の病院で亡くなっていたことが分かった。
２０日、日本プロゴルフ協会が発表した。８２歳だった。

　葬儀は家族葬で執り行われた。喪主は妻・幸子さんが務めた。

　金井氏は新潟県出身。東京・秋葉原の電器店で働いていたときに覚えたゴルフにのめり込み、プロを目指すようになった。
１９６５年にプロテスト合格。７２年の日本プロ選手権で尾崎将司との激しい争いを制し、初優勝を果たした。
日本プロ２勝だけでなく関東オープン、関東プロなどビッグタイトルに勝ち、“公式戦男”の異名を取った。

　シニア入り後は日本シニアオープンが創設された９１年から３連覇を達成。日本プロシニアも２度制覇するなどし、
９３年からの４年連続を含む歴代最多５度の賞金王に輝いた。
２０１７年には日本プロゴルフ殿堂入りを果たした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c38f44f883dea949c22876dd04e6274ff0144867