愛知県警守山署などは19日、名古屋市北区の無職の男(37)と同居する母親(63)を県迷惑行為防止条例違反(盗撮)などの疑いで再逮捕した。押収したカメラのデータなどから、2人は昨年8月頃から約20回にわたって盗撮を繰り返していたとみられる。

愛知県警察本部
 発表によると、2人は昨年12月15日夜、同市東区の入浴施設に侵入し、脱衣場と浴場で女性を小型カメラを使って撮影した疑い。


 両容疑者は2人暮らしで、母親が実行役を担っていたといい、「約20年前から引きこもりがちだった息子が少しでも落ち着くならと思って要求に応じた」などと供述。男は、「映像を編集して販売することを考えていた」と話しているという。販売は確認されていないという。

 2人は昨年12月~今年1月、別の盗撮事件に関与したとして逮捕されていた。