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軍需工場を視察するロシアのメドベージェフ前大統領(中央)=9日、西シベリア・オムスク(AFP時事)

 【パリ時事】ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州の激戦地などを攻めあぐねている。侵攻開始1年を前に攻勢を強めるが、ウクライナ軍が徹底抗戦。兵器不足にも見舞われているもようで、プーチン大統領が目指す制圧地の拡大につながっていない。

 米CNNテレビ(電子版)によると、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」創始者のエフゲニー・プリゴジン氏は14日、「(激戦地の)バフムトが直ちに手に入ることはない。(ウクライナの)抗戦が強烈だからだ。(勝利の)お祭り気分には程遠い」と発言。戦況がこう着状態に陥っていることを認めた。

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