与野党は16日の衆院憲法審査会幹事懇談会で、今国会初となる憲法審を3月2日に開催する日程で合意した。立憲民主党は取り扱うテーマの一つとして同性婚を挙げ、議論するよう提案した。緊急事態時の国会議員任期延長や、国民投票法を巡るインターネット広告規制の論議を求める意見もあり、与野党は引き続き協議する。

 立民は衆院予算委員会審議中の憲法審実施に難色を示していたが、2023年度予算案を巡る質疑は3月2日には終了しているとの見通しから応じた。

 幹事懇は当初8日に開く予定だったが、立民などが出席を見送ったため意見交換会に切り替えた。自民は憲法審開催を繰り返し働きかけていた。

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