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【日本－イタリア】五回表イタリア2死満塁から2失点を許して降板となり、唇をかみしめる日本の先発・大谷翔平＝東京ドームで2023年3月16日、北山夏帆撮影

　野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表（1次リーグB組1位）は16日、東京ドームでの準々決勝でイタリア（A組2位）と対戦し、「3番・投手兼指名打者」で先発した大谷翔平選手（エンゼルス）は五回途中2失点でマウンドを降りた。

　二回にはこの日最速の164キロで三振を奪い、味方の好守もあって無失点に抑えてきたが、五回は2個の死球などで2死満塁となり、3番打者に詰まりながらライト前に運ばれたところで降板。被安打4、5奪三振だった。

　マウンドを託した伊藤大海投手（日本ハム）が後続を抑えてピンチを脱すると、ベンチに戻った大谷選手も叫びながらガッツポーズを見せて喜び、迎え入れた。【川村咲平】

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