長野県と群馬県にまたがる浅間山で、きのう21日から火山性地震の増加などがみられ、気象台が注意を呼びかけています。

気象台によりますと、浅間山では3月15日ごろから、山の西側で膨張を示すと考えられるわずかな傾斜変動が確認されています。

また、山の浅い部分を震源とする火山性地震は、おおむね1日20回以下で推移していましたが、きのう(21日)は39回、きょうは午後3時までに37回観測されました。

現在の噴火警戒レベルは「活火山であることに留意」の1ですが、気象庁は火山活動がさらに高まった場合は、警戒レベルを引き上げる可能性もあるとして注意を呼びかけています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sbc/391104