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常習的な脅迫などの疑いで逮捕状が出ているガーシー容疑者について、警視庁はけさ、兵庫県内の実家を家宅捜索した。

ガーシーこと東谷義和容疑者（51）はYouTubeの配信で、俳優の綾野剛さんら3人を常習的に脅迫した疑いなどで逮捕状が出ている。また、ガーシー容疑者は、動画配信の中で、本人だけではなく、その家族に対しても、脅迫や名誉を傷つけるような文言を発していたとされている。

警視庁は、ガーシー容疑者の動画収益の資金の流れに妹名義の口座が関わっているとみて、おととし（2021年）まで住んでいたとみられる実家と、隣の妹の部屋を23日午前8時から、家宅捜索した。捜索はおよそ3時間にわたった。

これを受けガーシー容疑者は、早速、自身のSNSで反論。

ガーシー容疑者：
本当にお願いします。僕がYouTube始めたのはドバイに行ってからです。実家に何かあるわけではないですよね

そう言って、頭を下げた。

一方で、ガーシー容疑者は、「オカンだけは勘弁してください。77歳の母親が関わっていると思いますか。母親はYouTube知らない」などと涙ながらに訴えた。

UAE＝アラブ首長国連邦のドバイに滞在しているとみられるガーシー容疑者に対しては、きのう23日、パスポートの返納命令が出された。返納期限は来月13日。それまでに帰国して返納しなければ、パスポートは失効。滞在先の国で「不法残留」状態となる可能性もある。

また、警視庁は警察庁を通じて、ガーシー容疑者を国際手配する方針。まずは、各国の警察当局に情報照会などを求める「青手配」となる見通しだ。

https://www.fnn.jp/articles/CX/504083