自民党の小泉進次郎衆院議員が4日、衆院本会議で質問に立った。首相や閣僚は国会出席が多く、外交の支障となっているとし「改革が不可欠だ」と持論を展開。2017年3月以来、6年ぶりとなる本会議質問で存在感を示したが、岸田文雄首相は答弁で触れなかった。野党からは「自民が野党時代に提案していれば、とっくに改革できた」と冷笑が漏れた。

 小泉氏は、首相による衆参両院での施政方針演説を例に挙げ「同じ原稿を一語一句間違えずに、衆参でそれぞれ読ませるのが国会の役割なのか」と指摘。「国会を変えずにいることを、本音では誰も望んでいないのではないか」と踏み込んだ。

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