0001きつねうどん ★
2023/04/06(木) 12:20:07.52ID:fvMK/HcZ木像が盗まれたのは５日午前８時ごろ～同８時半ごろで、防犯カメラには１人で運び出す様子が写っていた。寺の事務局によると、木像は高さ８３センチにもなるという。
釈迦の弟子で「びんずるさん」と呼ばれる像は約３００年前に作られたとされる。患部と同じ個所に触れると病が治る「なで仏」として知られ、多くの参拝者からこれまでなでられてきた。寺務総長は「周囲の人が少なくなったところを狙われたようで非常に悲しい。触って治す信仰のあるものなので、今後も普通に置きたい」と話している。
自分や身内に病気があり独り占めしようとしたのか。それとも鑑賞目的か、転売目的か。容疑者は容疑を認めているというが、県警は動機などについて詳しく調べている。
大きくて由緒ある木像を運び出すとは罰当たり過ぎないか。オカルト研究家は「日本人ならば、仏像を盗むという罰当たりな行為をすれば、たたりがあると考えるものでしょう。びんずる尊者像が人々の病を治してきた分がたたりとして全部、犯人に降りかかると考え、恐れ多くてできないのではないでしょうか」と指摘する。
一方、犯罪心理学の専門家は「日本では、地域の風習に左右されながら宗教観も育まれてきましたが、最近はそういう情緒が薄れてきています」と分析。その上で、「そうなると神仏に頼らず生き、仏像も単なる高価品で恐れ多いものではないと考える人もいるでしょう。情緒の薄れた人にとっては、転売すればカネになると思ってしまうかもしれない。参拝客、観光客を装えば、下見と観察をずっとできるので、人がいなくなる時間を把握できてしまいます」と話した。
ここ二十数年、仏像盗難は後を絶たず、盗まれた仏像の多くは不明のままとなるケースが多い。過去に盗まれてから１年後、ネットオークションで販売されているのを住職が発見し、警察に通報し、取り返したケースもあった。
前出の専門家は「仏像は古美術として人気があり、高額で取引されます。盗んだらほとぼりが冷めるまで何年か待って、古美術商に持ち込むか、海外のネットオークションで販売するのです。ネットの普及で増えたにわか古美術商は小さな寺のものだと目利きもできないから、盗品でも扱ってしまうのです。日本や海外の仏像を神聖視する国では買い手がつかないでしょうが、非仏教国の人なら闇取引できます」と仏像売買の事情を明かした。
とはいえ、善光寺のびんずる尊者像は有名過ぎないか。「今回はあまりに有名な像なので、日本や海外の仏像を神聖視する国では買い手がつかないでしょう。税関でチェックがあり、有名じゃない仏像なら『レプリカ』と言えば通れるかもしれませんが、今回は絶対にムリでしょうね」（同）
とにかく見つかって良かった。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/259354
