0001きつねうどん ★
2023/04/18(火) 06:50:43.07ID:w/YxurGcものづくりの街、燕市にまもなく１００歳を迎える女性ヤスリ職人がいます。
繊細な切れ味を求め続けて６０年以上…。妥協することのない仕事ぶりが認められ、このたび燕市長から表彰状が贈られました。
燕市にある創業８４年の柄沢ヤスリ。
伝統の技術が受け継がれるこの会社を大黒柱として支えているのが…。
岡部キンさんです。なんとことし５月に１００歳を迎えます。黙々とヤスリ作りに取り組み続けて６０年以上になります。
岡部さんは昭和３７年に「柄沢ヤスリ」に入社しました。
、岡部さんが作った爪ヤスリは全国から注文が来るほど好評で９０歳を過ぎても新商品の開発に取り組み続けています。
【（２０１４年当時）岡部キンさん】
「みなさんに“すれが良い”と言われることが何よりです。仕事にかかると、他のこと考えないでこれ一つで・・・」
岡部さんが担当しているのは爪ヤスリの表面に溝を刻む工程です。熟練の技術で刻まれた溝は優しい削り心地で現時点では岡部さんしか作り出せないといいます。
長年、燕市の産業に貢献してきた岡部さんをねぎらおうと１７日、燕市の鈴木市長が表彰状と記念品を贈りました。
【燕市 鈴木 力市長】
「お酒がお好きだそうですのでタンブラーです」
【岡部キンさん】
「ありがとうございます」
１７日は鈴木市長も工場の仕事を体験しました。まじめで妥協を許さない性格の岡部さん。自治体のトップに対しても忖度なしの指導です。
実は岡部さん、ことし５月に１００歳を迎え仕事を引退することを決めました。長年、ヤスリの道を歩んできた職人が出した決断に対し、会社は敬意を表し慰留しなかったと言います。
【柄沢ヤスリ 柄沢良子 代表取締役】
「岡部さんがつないできてくれた技術は有形無形のものが伝わっていると思いますのでみんなで気を引き締めながら岡部さんを超えていきたい。みんな口には出しませんけどそういう思いは持っていると思います」
岡部さんの１００歳の誕生日はゴールデンウィーク中の５月４日、最終出社日は連休明けの５月８日。その日もいつものように仕事をして職人生活を終えたいとしています。
https://www.teny.co.jp/nnn/news114h68we1zmoqf8hh4b.html
