杉並区議選に立候補している候補者の演説中に男性運動員に暴行を加えたとして78歳の男が警視庁に逮捕されました。

警視庁によりますと職業不詳の野崎修一容疑者(78)は20日、東京の高円寺駅前で杉並区議選に立候補している候補者の男性運動員(50代)に対し、頭を1発殴る暴行を加えた疑いがもたれています。

候補者は当時、街頭演説中で野崎容疑者は候補者の政策や主張を批判し、運動員の男性が「これ以上は選挙妨害になりますよ」などと注意したところ、殴りかかったということです。調べに対し、野崎容疑者は「私はやっていない」と容疑を否認しているということです。

警視庁は22日に容疑を公職選挙法違反に切り替えて、野崎容疑者を送検する方針で、今回の統一地方選挙をめぐり都内で選挙違反での逮捕者は初となります。
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