0001きつねうどん ★
2023/04/24(月) 11:30:08.97ID:2ukMRflbソウル瑞草区は全国で初めて猛暑の日除けパラソル「プルソリパラソル」を作った。［写真 瑞草区庁］
「韓国が世界で最も革新的な国家であることを改めて立証した」（ブルームバーグのサム・キム記者）
車に乗ったまま新型コロナウイルス感染症（新型コロナ）の検査が可能な「ドライブスルー（ｄｒｉｖｅ ｔｈｒｏｕｇｈ）」選別診療所を見て殺到した賛辞だ。ドライブスルー選別診療所が世界で初めて作られたのは慶北（キョンブク）大学病院漆谷（チルゴク）分院だ。これは医療行政分野の代表的な革新事例に選ばれる。
行政安全部は２３日、韓国行政研究院と共同で政府革新最初・最高のアイデアを選定して発表した。このうちドライブスルー以外にも韓国が世界で初めて導入した制度は２つある。点字パスポートと新型コロナの電子予防接種証明書だ。
点字パスポートは２０１７年４月、外交部が発行した。パスポートの番号・ローマ字氏名など主要パスポート情報を記した透明点字シールをパスポート表紙の上面に貼る方式だ。
新型コロナの電子予防接種証明書も疾病管理庁が２０２１年４月にブロックチェーン方式を導入して発給した。ブロックチェーンは分散コンピューティング技術を基盤にデータを分散処理し、偽造・変造を防止する技術だ。予防接種システムで保管しているデータベースから新型コロナの予防接種記録を分離し、個人予防接種証明書アプリ（ＣＯＯＶ）に保管する。この証明書は現在７５カ国で相互交換・認定されている。
自治体行政が国民の便宜増進に貢献した事例もある。全国横断歩道の至るところで見られる日除けパラソルはソウル瑞草区（ソチョグ）が「プルソリパラソル」という名前で２０１５年６月に初めて導入した。その後、全国に広がり、今は毎年夏ごとに歩行者の汗を冷やしている。
全国拡散の過程で機能を特化した日よけ幕も登場した。釜山市北区（プサンシ・プック）は人工霧雨を撒く日除けパラソルを設置し、忠清南道天安市（チュンチョンナムド・チョナンシ）は夏場の気温が上昇すれば自動的に作動するスマート日除けパラソルを導入した。
道路交通分野では京畿道水原市（キョンギド・スウォンシ）と韓国道路公社が目立つ。水原市は救急車・消防車など緊急車が出動する際、迅速に交差点を通過できるように優先信号を灯す中央制御システムを２０２０年１月に導入した。そのおかげで１キロ当たり平均３分２０秒かかった緊急車移動時間が１分２７秒に大幅に減った。
韓国道路公社は道路路面に適用した太い色の誘導線を政府の革新アイデアとして選んだ。高速道路で多数のジャンクションが相次いで登場すれば、運転者がどの出口から出るか混乱しかねないが、カラーの誘導線のおかげで交通事故が２７％減少したというのが行政安全部の説明だ。２０１１年、西海岸高速道路安山（アンサン）ジャンクションに初めて設置したカラーの誘導線は、これまで１８７カ所に適用している。
高齢者の福祉向上に貢献した自治体もある。江原道三陟市（カンウォンド・サムチョクシ）はコンビニＣＵとコラボして牛乳・生活必需品を低価格で購入し、大邱市達西区（テグシ・タルソグ）は健康飲料配達員が一人暮らしの高齢者の安否を確認する。この他、ソウル城東区（ソンドング）は一人暮らしの高齢者世帯の電力使用量を、京畿道安養市（アニャンシ）は音声・動作認識端末を通じて孤独死に対応した。
行政安全部のハン・チャンソプ次官は「クリエイティブな政府の革新で国民の日常を安らかで安全に変えた事例を激励し、これを国内外に発信
して拡大させる計画」と話した。
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/303559
