ちょう類研究の容疑者逮捕 米領事館前での公務執行妨害容疑

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20230515/5090023152.html
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沖縄県浦添市にあるアメリカ総領事館のゲート前で警備中の警察官に職務質問された際、
持っていた金属製の筒を見せて「火薬が入っている。筒を投げる」などと警察官を脅迫し
職務の執行を妨害したとして、警察は東村のちょう類研究者を公務執行妨害の疑いでその場で逮捕しました。
調べに対し容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、東村高江のちょう類研究者宮城秋乃(44)容疑者です。

警察によりますと、15日午前9時半すぎ、浦添市にあるアメリカ総領事館のゲート前で警備中の警察官に職務質問をされた際、
持っていた金属製の筒を見せて「火薬が入っている。筒を投げる」などと警察官を脅迫し、職務の執行を妨害したとして、公務執行妨害の疑いが持たれています。

警察によりますと、爆発物対応の専門部隊が出動して金属製の筒を確認したところ、
起爆装置はなかったことからすぐに爆発する物ではないと判断し、詳しく調べています。

当時、ちょう類研究者は「やんばる世界遺産の米軍廃棄物の火薬で作った記念品
アメリカ様にプレゼント!」と書かれたTシャツを着ていたということです。

ちょう類研究者は、おととし4月にアメリカ軍の訓練場のゲートの前に空き瓶などを置いて業務を妨害したとして
威力業務妨害などの罪に問われ那覇地方裁判所で裁判が行われているほか、去年8月の県知事選挙期間中、
演説中の立候補者に空包数個を投げて、「銃弾だ」と叫ぶなどし選挙を妨害するなどして、
公職選挙法違反と火薬取締法違反の罪で起訴されています。

警察によりますと、今回の逮捕容疑についてちょう類研究者は、調べに対し
「警察官の業務は妨害していない」と容疑を否認しているということです。

05/15 18:03