https://youtu.be/NT8POW2wIWI

歴代の皇室関係の墓、陵墓が県内で唯一、上峰町にあります。
「都紀女加王墓」と呼ばれる前方後円墳で、その保護活動に取り組む団体が墓の由来などを調査するよう求める要望書を上峰町長に提出しました。

要望書を提出したのは上峰町にある「都紀女加王墓」と隣接する古墳公園の環境美化などに取り組む地域の奉仕団体です。
「都紀女加王墓」は古墳時代中期の5世紀につくられた全長約50メートルの前方後円墳で、県内で唯一の皇室関係の墓、陵墓とされています。
場所は弥生時代の大規模な集落跡が残る吉野ヶ里に近く、要望書では「都紀女加王墓」の由来や吉野ヶ里との関係などを調査するよう求めています。

【都紀女加王墓と古墳公園を守る奉仕団 寺崎三男団長】
「大昔のことがいくらかわかればボランティア活動の力添えになるのではないか思って(調査を)望んでいる」

5月には、考古学者で佐賀城本丸歴史館の七田忠昭館長が中国の歴史書に登場する最初の日本人で倭国の王「師升」が弥生時代に吉野ヶ里のクニの王だったとする説を発表しています。

https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2023052213249