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「ナチスの財宝」は捜索終了 「黄金列車」「山下財宝」「徳川埋蔵金」ほか、世界中の人々を魅了し続ける埋蔵金伝説 [きつねうどん★]
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2023/06/12(月) 16:55:50.43ID:48iU53+W
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「ナチスの財宝」目当てに、オランダ中部・オメレン村には多くのトレジャーハンターが訪れた(EPA=時事)

〈ナチスの財宝見つからず、捜索終了 オランダ〉──先月(5月3日)、AFP通信が配信した記事のタイトルだ。今年1月に手書きの「宝の地図」が発見・公開されて以降、世界中から一攫千金を狙うトレジャーハンターたちがオランダ中部オメレン村に押し寄せた「ナチスの埋蔵金探し」は、結局から騒ぎに終わった。古今東西、「埋蔵金伝説」に魅せられた人々がお宝探しに没頭する例は後を絶たない。なぜ、人々はこうした伝説に夢中になるのか。歴史作家の島崎晋氏が考察する。

 * * *
「ナチスの埋蔵金」といえば、第二次世界大戦の終盤、敗色濃厚となったナチス・ドイツが隠匿したとされる金塊や金目のものの総称。ほぼすべてが強制的に没収または略奪したものからなり、世界的な名画のように上からの命令で隠されたものもあれば、現場の将兵が利己的に隠したものもあったと考えられる。それだけに全体像は捉えがたく、メディアやトレジャーハンターがガセネタに踊らされることも多い。

 直近のオランダの例で言えば、同国の国立公文書館に収蔵され今年1月に「機密指定」が解除された数千件の書類の中から、「手書きの地図」が見つかったことが発端だった。地図とともに保管されていた文書には、オランダのアーネム銀行から略奪した宝石や貴金属、高級時計、金銀貨などを詰め込んだ弾薬箱4箱を埋めたとあり、地図に赤いバツ印の付けられた地点がその隠し場所と考えられた。

 ナチスは1944年、オランダ・アーネムの銀行を爆撃した後に財宝を略奪。連合国軍のマーケット・ガーデン作戦後に財宝を埋めたとされる。その総額は現在の貨幣価値に換算して1100万ユーロ(約16億5000万円)。地図にバツ印で示された場所があるのが、アムステルダムから車で1時間のオランダ中部・オメレン村だった。地図と文書が公開されるや、たちまちトレジャーハンターたちが同村に殺到した。

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オランダの国立公文書館で見つかった「手書きの地図」(Getty Images)

 しかし、5月にAFP通信が伝えた内容によると、捜索は徒労に終わったようだ。同村は、「財宝は確かに埋められていたが、戦後に持ち出された」と結論付けた。が、明確な根拠が示されているわけではなく、真相は不明のままだ。

 少し前にもポーランドで、「ナチスの黄金列車」絡みの埋蔵金騒動があった。「黄金列車」とは、第二次世界大戦末期の1945年、ドイツ軍占領下だったポーランドのブロツラフを出てワウブジフに向かう途中に行く不明になった列車のことで、莫大な金塊が積まれていたとの風聞から、「黄金列車」「財宝列車」などと呼び習わされた。

 件の列車はいったいどこへ消えたのか。CNNやロイター通信が2015年8月に報じた「発見か」のニュースには期待を持たせる内容が記されたが、翌2016年8月には「見つからず」とする記事がAFPから配信されている。

 ポーランドの「黄金列車」探しは、ポーランド人とドイツ人のトレジャーハンター2人による独占だったが、今年のオランダの件は、国立公文書館が地図と文書を公開するや否や、多くのトレジャーハンターが殺到した。

帝国主義時代の発掘競争には「文化支配」の思惑も
 トレジャーハンターが通常狙うのは、お宝満載状態のまま眠り続ける沈没船や海賊が無人島などに隠した埋蔵金、古代文明の栄えた地の地下にある未盗掘の有力者の墓などだ。考古学調査と重なる部分がないわけではないが、歴史的価値よりも金銭的価値に重きを置く点で大きく異なる。

 近現代史に端を発する埋蔵金伝説といえば、崩壊した先述のナチス・ドイツやロマノフ王朝(帝政ロシア)絡みのものが群を抜く存在。「帝国の埋蔵金」ともなれば時価総額が大きいのはもちろん、大変な名誉ともなる。
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2023/06/12(月) 16:55:58.02ID:48iU53+W
「失われた帝国の埋蔵金」にはフィリピンの「山下財宝」も含まれる。太平洋戦争終盤、フィリピン防衛の司令官を務めた大日本帝国陸軍大将の山下奉文が隠したとされる埋蔵金だが、これには確たる証拠がない。フィリピンのジャングルで所有者不明の金塊などが発見されるたび、山下財宝ではないかと報じられ、日本から多くの報道陣が殺到。一時的ながら、現地に好景気をもたらすということが幾度となく繰り返されている。

 埋蔵金伝説は日本国内にもある。そのなかでももっとも知名度の高いのが「徳川埋蔵金」である。テレビで何度も特番が組まれてきたのは、それなりの視聴率が見込めることに加え、スポンサーの獲得も容易で、企画も通りやすいからだろう。

 徳川埋蔵金とは、1867年に大政奉還を迫られた江戸幕府が他日を期するために隠匿したと言われる金塊や大判小判のことで、現在の価値にして3000億円とも20兆円とも伝えられる。

 むろん確たる証拠はなく、埋蔵金の存在自体を疑問視する向きもあるが、それでもなお人びとの関心は高い。埋蔵金探しという行為そのものや場所を特定する謎解きにロマンを感じているかのようである。

 埋蔵金探しを冒険の一種と見るか、金銭欲にまみれた浅ましい行為と見るかは人それぞれだろうが、少なくとも昨今の埋蔵金探しにはエンタメ色が強く感じられる。帝国主義が最高潮に達した19世紀末から20世紀初頭にかけての、エジプトやイラク、ギリシアなどで行われた発掘競争には国威発揚や名誉欲に加え、歴史観や歴史認識を含めた文化支配の思惑が見え見えだっただけに、それらに比べると、現在のトレジャーハンターは可愛くさえ見えてくる。

 もっとも、オランダのオメレン村は押し寄せるトレジャーハンターに辟易してか、早々に金属探知機の使用禁止措置を打ち出した。今後は埋蔵金探しそのものも禁止とする旨、声明を出している。外野で見る分には娯楽として楽しめるが、地元の反応は両極端なようである。

【プロフィール】
島崎晋(しまざき・すすむ)/1963年、東京生まれ。歴史作家。立教大学文学部史学科卒。旅行代理店勤務、歴史雑誌の編集を経て現在は作家として活動している。『ざんねんな日本史』、『いっきにわかる! 世界史のミカタ』など著書多数。近刊に『featuring満州アヘンスクワッド 昔々アヘンでできたクレイジィな国がありました』(共著)、『イッキにわかる!国際情勢 もし世界が193人の学校だったら』などがある。

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2023/06/12(月) 16:58:28.97ID:fHuX+6ZM
マジレスすると財政難で年中ピーピー言ってた徳川幕府に埋めるほどの金があるはずがない。
他の財宝伝説も真相は似たりよったりだろ。
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2023/06/12(月) 18:08:14.06ID:9UcTgLfJ
東京湾には日本軍の金塊が有った
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2023/06/12(月) 18:10:29.11ID:Bas23Hwh
瀬戸内海には三種の神器が眠ってる
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