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2023/06/24(土) 12:58:15.12ID:gv730Gd9https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230624/k10014108141000.html
ロシアの治安当局は、民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏が反乱を呼びかけた疑いがあるとして捜査に着手しました。
ロシア軍でウクライナ侵攻の副司令官を務める幹部はワグネルの戦闘員に「大統領の意志と命令に従え」と呼びかけ、反乱に加わらないよう求めました。
ロシア最高検察庁の発表によりますと、治安機関のFSB=連邦保安庁は23日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏が武装して反乱を呼びかけた疑いがあるとして捜査に着手したということです。
プリゴジン氏はウクライナへの軍事侵攻をめぐってロシア国防省との確執を深め、23日にはワグネルの部隊がロシア軍に攻撃されたとSNSで主張し報復を示唆していました。
また24日未明の投稿では、ワグネルの戦闘員たちがウクライナとの国境に近くロシア軍の司令部もある南部のロストフ州に入ったとした上で「邪魔をする者はすべて排除する」と述べました。
ロストフ州では中心都市の警備が強化されていると伝えられるなど、緊張が高まっています。
これについてロシア軍でウクライナ侵攻の副司令官を務め、プリゴジン氏と関係が近いとされるスロビキン氏は24日、SNSで「ロシア大統領の意志と命令に従え。元の場所に戻れ」とワグネルの戦闘員に反乱に加わらないよう呼びかけ、事態の収拾に乗り出しています。
また別の将校は、動画のメッセージで「これは軍事クーデターだ」と非難しました。
ウクライナの前線に多くの戦闘員を投入してきたプリゴジン氏は統制を強化しようとする国防省への反発を強め、23日には軍事侵攻を正当化するプーチン政権の主張まで否定していました。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は24日、ロシアメディアに対して、最高検察庁のクラスノフ検事総長がプーチン大統領に事件について報告したと伝えており、「大統領の料理人」とも呼ばれ政権側に近いとされてきたプリゴジン氏に対してプーチン大統領がどのような対応をとるのかが焦点です。
ウクライナ国防省「プーチンのもろい独裁体制崩れた」
ウクライナ国防省情報総局のブダノフ局長は23日「プーチンのもろい独裁体制が崩れた。ロシアの全体主義者たちは権力とカネをめぐって共食いを始めた。われわれが長らく言っていたことが起きた」とSNSに投稿しました。
アメリカ ホワイトハウス「事態を注視」
ロシアの治安当局が民間軍事会社ワグネルの代表プリゴジン氏の捜査に着手したことを受けて、アメリカ・ホワイトハウスのNSC=国家安全保障会議の報道担当者は「事態を注視している。今後、同盟国などと状況を協議する」とコメントしています。