0001きつねうどん ★
2023/06/27(火) 11:08:49.44ID:7jnsputEhttps://www.yomiuri.co.jp/media/2023/06/20230626-OYT1I50140-1.jpg?type=large
ハバネロのかぶり物を身につけ、ポテトチップスをPRする高野駅長(2日、福島県平田村の「道の駅ひらた」で)
ハバネロ商品の開発のきっかけは2011年の東日本大震災と原発事故だった。平田村は農業を主幹産業としているが、震災後は風評などが影響し、道の駅では野菜がまったく売れなくなった。
そこで、駅長の高野哲也さん(62)が目を付けたのが、一部農家が生産していたハバネロだった。笑いもとれる話題商品になると考えて、12年からパウダー化して販売した。ところが辛すぎて買う人がいない状況が続き、翌年から加工商品の販売に切り替えた。
レトルトカレー「 生地獄いきじごく カレー」やハバネロソフトなどの看板商品のほか、パスタソース、せんべい、ドレッシングなどハバネロ商品が次々と開発された。道の駅は加工・製造施設を持たないが、県内各地の加工業者と作り出した商品は話題を呼び、堅調な売り上げ維持に貢献している。
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数々の商品開発を追い風に、当初は約150キロに過ぎなかった生産量は年々拡大し、22年度までに3トンを超えた。19年には生産組合「ビューティフルファイヤーズ」が設立され、生産者も現在は12人。矢吹一也会長(37)は「子ども、辛いものが苦手な人もハバネロを楽しんでほしい」と呼びかける。
2年間の開発期間を経た「ハバネロポテトチップス」は先月27日に発売された。コロナ禍で加工業者などとの折衝が難しい中でたどり着いた商品で、辛さの中にコンソメやビーフの味も相まっておいしく味わえると評判だ。道の駅で購入するとハバネロパウダー0・2グラムの「追いハバネロ」も付く。
1袋70グラム入りで税込み378円。ポテトチップスとしては高めの価格設定となる。高野駅長は手応えを感じており、「おやつの主役として、みんなで『ヒーヒー』言いながら楽しんでも良し。砕いてスープやサラダなどに振りかけてアクセントにするも良し。様々な食べ方を試してほしい」と笑う。問い合わせは道の駅ひらたへ。
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