0001きつねうどん ★
2023/07/02(日) 15:13:08.94ID:lcB0zVg1https://i.kobe-np.co.jp/news/seiban/202307/img/b_16538294.jpg?a=022023053039
水族館1階の水槽に展示されている日本記録級のマダコ=姫路市立水族館(撮影・橘高 声)
「でっかいなぁ。ミズダコかと思ったけどマダコか」。先月26日、姫路市中央卸売市場(同市白浜町)で阿部さんはその巨体に目を奪われた。明石市沖で水揚げされたメスで、頭に見える胴体部分は約22センチもある。よく動くため正確な体長は測定できていない。
競り落とした阿部さんは飲食店に卸そうとしたが、「食べられたらあっけなく終わる。記録に残したい」と思い立ち、水族館に連絡。引き取りに来た飼育員の狩野基樹さん(28)らが「すごい」と珍しがる様子を見て、「損はしたが、こうして正解だった」と笑う。
水族館によると、マダコの大きさについて、正確な記録は残っていないが、タコの生態では第一人者にあたる奥谷喬司・東京海洋大名誉教授に確認したところ、「日本記録と言っても差し支えない大きさ」とお墨付きをもらったという。
飼育員の杉原直樹さん(32)は「3キロを超えると十分大きいと言われるが、その倍近い。『こんなに大きいのは見たことない』とみんな口をそろえる」といい、「マダコの寿命は1年ほどだが、ここまで育ったなら、ずいぶん長生きしているのかも」と分析する。
とっさの思い付きで、人間の胃袋行きを免れたマダコ。水族館の水槽で展示しており、餌をよく食べ、のんびりと過ごしている。
姫路市立水族館の開館時間は午前9時~午後5時。大人520円、小中学生210円。火曜休館。
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