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2023/07/03(月) 07:41:55.83ID:JredYtAr沖縄県の玉城デニー知事＝那覇市で2022年6月11日午後3時11分、喜屋武真之介撮影
沖縄県の玉城デニー知事が3日から5日間の日程で中国を訪問する。日本国際貿易促進協会（国貿促）の訪中団の一員として北京を訪れた後、独自日程として県と友好関係にある福建省に足を運ぶ。玉城知事はアジア太平洋地域の平和構築などに貢献する「地域外交」を県の重要施策に位置付けており、今回の訪中目的について「経済や観光の相互発展を目指す」としている。
中国共産党機関紙・人民日報は6月4日付の1面で、中国と「琉球」の関係に言及した習近平国家主席の発言を紹介。玉城知事の訪中と関連付けて、「日本を揺さぶっている」との見方もある。玉城知事は同月26日の県議会で習氏の発言について「今後の交流発展に意欲を示したものと受け止めている。長く深い交流の歴史を温めることが、これからの交流発展の礎になると考えている」としている。
玉城知事の訪中は2019年4月以来、約4年ぶり。2日に那覇空港を出発した。3日に羽田空港から北京に入る。河野洋平元衆院議長が団長を務める国貿促の訪中団に加わり、中国商務省の関係者や政府要人らと交流する。訪中団とは別に、北京の政府系複合企業「中国中信集団（CITIC）」本社や福建省福州市も訪問し、7日に帰国する予定。
県によると、国貿促の訪中団に県が加わるのは、今回で6回目。仲井真弘多（なかいまひろかず）知事時代の13年に副知事が参加したのを皮切りに、翁長雄志（おながたけし）前知事（故人）が3回、玉城知事が1回、それぞれ参加している。
玉城知事は6月23日の報道陣の取材に「（東アジアで）緊張が高まっていることを不安視するよりも、アジア全体が平和であってほしいということから、いろいろな国、地域とつながり、互恵関係を続けていきたいと伝えたい」と意気込みを語った。【比嘉洋】
https://mainichi.jp/articles/20230702/k00/00m/040/147000c
