0001きつねうどん ★
2023/07/07(金) 07:21:49.53ID:gtiQ2NSW静岡県の川勝平太知事
静岡県の川勝平太知事が、給与と期末手当を返上していなかった。
県条例に基づいて今月3日までに公開された所得等報告書で明らかになった。
川勝氏は令和3年、いわゆる「コシヒカリ」発言が問題となった際、県議会が辞職勧告決議案を可決したのを受け、議会に、自らへのペナルティーとして給与や期末手当計約440万円を返上する意向を示していた。
川勝氏は4日、「熟慮した結果、発言へのけじめは知事の職責を果たすことだと思い至った」と述べ、今後も返上しない意向を示した。一度公言しながら、うやむやにする。政治家として、あるまじき行為だ。知事として不適格である。公言通り給与と期末手当を返上した上で、辞職すべきだ。
川勝氏は、同年10月の参院静岡選挙区補欠選挙の応援演説で、同県の御殿場市について「コシヒカリしかない。飯だけ食って、それで農業だと思っている」と述べた。対立候補の地元だった御殿場市を揶揄(やゆ)したものだ。地域を分断する差別発言で、川勝氏は非を認めて御殿場市などへ謝罪した。
県議会は、翌月に辞職勧告決議案を賛成多数で可決し、御殿場市民が提出した知事辞職を求める請願も可決した。
だが、川勝氏は辞職を否定した上で、3年12月分の給与と期末手当の返上を約束した。「極めて深刻に受け止め、猛省しなければならない。生まれ変わると富士山に誓った」と語っていた。
公職選挙法の規定で受け取った給与の返上は公務員の寄付行為にあたり認められない。返上には新たな条例が必要だ。川勝氏は直後に条例案づくりを進めたが、議会側との調整が不十分で12月の支給に間に合わなかった。その後も条例制定を見送ったままだった。
姿勢さえ示せば、実際に給与などを返上しなくとも県民に知られずにいられると思ったとしたら勘違いも甚だしい。
川勝氏は、リニア中央新幹線の建設をめぐっても、「大井川の水が失われることは許さない。一滴も譲れない」などと述べ、地下水の流出問題で待ったをかけているが、科学的根拠に乏しい。川勝氏の言動に山梨県の長崎幸太郎知事らが反発しているのも当然だ。
富士山への誓いは真っ赤なウソだった。川勝氏には、潔く進退を判断してもらいたい。
https://www.sankei.com/article/20230707-JV67RU74IFKVZCFW6KFDPMUZIE/