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2023/07/14(金) 07:31:24.72ID:VOv6aqPTワグネル・グループの首長であるエフゲニー・プリゴジン氏
米国のバイデン大統領が、反乱を起こして中断したロシア傭兵企業ワグネル・グループの首長であるエフゲニー・プリゴジン氏に対して、毒劇物で暗殺される可能性に気を付けるよう警告した。
バイデン大統領は１３日（現地時間）、フィンランド・ヘルシンキで同国のサウリ・ニーニスト大統領と行った共同会見でプリゴジン氏の身辺に対する質問に「彼がどうなるかは神のみぞ知る」とし「私が彼なら食べ物に気を付けるだろう。メニューに引き続き注視する」と話した。
プリゴジン氏の反乱はたとえ一日で幕を下ろしたとしても、プーチン大統領が反旗を翻した同氏を殺害する可能性もあるという意味に解釈される。
バイデン大統領のこのような言及はロシアの代表的な反体制要人でプーチン大統領の政敵に挙げられるアレクセイ・ナワリヌイ氏の事例を念頭に置いたものとみられる。
ナワリヌイ氏は２０１１年に創設した反腐敗財団を通じて多くのロシア高位職の不正疑惑を暴露した人物だ。２０２０年飛行機で突然毒劇物中毒の症状で倒れた後ドイツで治療を受けて翌年ロシア当局に移送されて逮捕された。それ以降、プーチン大統領がナワリヌイ氏を毒殺しようとしたという主張が繰り返し提起された。
バイデン大統領の今回の発言を巡り、プーチン大統領とプリゴジン氏が再び密着するのを防ぐための一種の心理戦でないかという分析も出ている。
バイデン大統領は会見で、ワグネル反乱事態以降、プーチン大統領が新しい措置を取ることに対する恐れはあるかとの質問に「私はプーチンが核兵器を使う実質的な可能性があるとは考えない」と答えた。
あわせて「西側だけでなく中国なども（ロシアに）そのようなことをしないように話してきた」とし、中国の習近平国家主席もプーチン大統領に核兵器使用の自制を要求してきたことを示唆した。
また、今年３月にスパイ容疑でロシアに逮捕されたウォール・ストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）記者のエバン・ゲルシコビッチ氏の釈放のために捕虜の交換を検討するという立場を明らかにした。
バイデン大統領は「私は捕虜交換を真剣に考えている」とし「この問題によってロシアまたは他の所で不法に抑留されている米国人を自由にすることができるすべてのことをするのに私は真剣で、その過程は進行中だ」と話した。
https://s.japanese.joins.com/Jarticle/306598
