北朝鮮メディアは、朝鮮半島で古くから夏の滋養食とされる「犬肉料理」の全国大会が開かれたと報じました。

 21日付の朝鮮中央通信は20日までの3日間、平壌(ピョンヤン)の麗明(リョミョン)通りで朝鮮料理協会が主催する「犬肉料理」の全国大会が開かれたと伝えています。

 朝鮮半島では古くから犬肉は「夏の滋養食」として知られ、北朝鮮では犬肉を「甘い肉」を意味する「タンコギ」と呼びます。大会では各地の代表が腕を競い、優秀な料理人には賞状やメダルなどが送られたいうことです。

 一方、最近韓国では犬肉を食べることを法律で禁止しようという動きも広がり、与野党を問わず関連法案も提出されていて、朝鮮半島の「伝統の食文化」を今後どうしていくのかが議論になっています。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000308371.html