韓国国防部（省）は、駐韓日本駐在官である兵藤浩太郎航空自衛隊1等空佐を国防部に召致した。

韓国国防部は28日「国際政策官はこの日、2023年の日本防衛白書に記述された不当なドクト（ドクト・日本名:竹島）領有権の主張と懸案問題に関し、駐韓日本防衛駐在官を召致して抗議し、直ちに是正することと今後このような行為を中断することを求めた」と明らかにした。

兵藤防衛駐在官を召致した席で、韓国側の国際政策官は「独島は歴史的・地理的・国際法的にわが固有の領土であることをあらためて確認し、独島領有権を損なおうとするいかなる試みに対しても、断固として対応する」と伝えた。

韓国国防部はまた、“韓国の艦艇が日本の哨戒機に対しレーダーを照射した”という記述について「われわれの明確な立場を伝えた」とし「日本の哨戒機の脅威飛行問題に関する韓日間の再発防止のための未来志向的な協議を続けていく」と付け加えた。

日本政府は28日、岸田文雄首相の主宰で開かれた閣議で、2023年度防衛白書を採択した。

日本はことしの白書で、自国周辺の安保環境を説明する中「わが国固有の領土である北方領土と竹島領土問題が、依然として未解決状態として存在する」と昨年同様の表現をし、2005年以降19年間も強引な主張を続けている。

http://www.wowkorea.jp/news/Korea/2023/0728/10404254.html