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開会式に臨む各校ナイン=甲子園球場(撮影・水島啓輔)

第105回全国高校野球選手権大会の開会式が6日、兵庫県西宮市の甲子園球場で行われ、出場全49校が入場行進した。新型コロナウイルスの感染対策で昨年は主将のみが参加する形式だったが、今年は4年ぶりに全選手がそろって入場する形で実施された。また熱中症対策のため、入場行進後には水分を補給する時間が設けられた。

4年ぶりの入場行進を見守ったSNSユーザーは開会式のとある変化に敏感に反応した。「X」(旧ツイッター)で話題となったのが、あるユーザーの「偉い人の挨拶の時間一気に短縮。ついに時が動いた感!」との指摘。例年、「長い」と批判されがちな〝偉い人の挨拶〟の時間が昨年に比べて短くなったとつづった。

このユーザーの計測によると、昨年の末松信介文部科学大臣(当時)の挨拶が4分27秒だったのに対し、今年の井出庸生同副大臣は1分42秒で前年比で2分45秒の短縮だったという。宝馨(たからかおる)高野連会長らの挨拶も昨年より2分ほど短くなっており、Xユーザーは「いいこと」「球児が主役なのだから」と好意的なコメントを寄せていた。

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