0001請安息吧 ★
2023/08/17(木) 22:36:37.08ID:XFhfnT6k中国では労働市場が縮小するなか、若者の失業率が上昇。配車サービス業界のような単発請負型の仕事が飽和しつつある。
リー・ウェイミンさんのようなフルタイム労働者は、収入が減り、労働時間が長くなっている。リーさんは、上海で「ナンパスポット」として有名だった駅の近くに住む。だが彼は運がなかった。あるいは客の獲得競争が激化しただけかもしれない。
配車サービス業のリー・ウェイミンさん
「パンデミックの影響で、転職したくても他の仕事が見つからない。他に仕事がないのだ」
中国では4―7月、配車サービスの登録ドライバーが40万人増え、市場は7%拡大した。
世界で最も厳格なコロナ対策から脱却しようとしている中国。世界第2位の経済大国では若者の失業率が急上昇している。国家統計局によると、16─24歳の6月の失業率は21.3%と、過去最高に。統計局は測定方法を改善する必要があるとし、データ公表の一時停止を発表した。
市場アナリストのワン・ク氏は配車サービスのドライバーについて、増え続ける失業者にとっては手近な選択肢だと指摘する。
市場アナリストのワン・ク氏
「3年間のパンデミックの影響で企業の倒産・廃業が増えたため、多くの労働力が市場に流入している。雇用も激減している。配車サービス業にはいくつかの利点がある。まず、他の仕事と比べて自由度が高い。出退勤時刻が決まっておらず、好きな時間に客を乗せたり仕事を終えることができる。第2に、オンラインの配車サービス業は参入障壁が比較的低い」
上海のように、新規の配車サービス許可証の発行を停止した都市もある。ただ、ドライバー数が減ったとしても、経済成長が大幅鈍化中の中国では生活が苦しくなる人が増える可能性が高いとエコノミストは予想する。
配車サービス業の多くの人々にとり、見通しは一段と暗くなっている。数カ月前と同じ収入を得るために、もっと長時間働かなければならない。
毎日15時間運転しているチューさんらは、そうするしかないのだ。
配車サービス業のチュー・ジミンさん
「毎日考えているのは、ただお金を稼ぐことだけだ。両親は年を取り、子供らも中学、高校と進学していくからだ。家族の状況は良くない。こんなに一生懸命働いているのは、家族がお金を必要としているからだ」
8/17(木) 10:31配信 ロイター
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc378df81962d931512c4da8ed0b86932188b24d