俳優のカン・ハヌルが芸名を使う理由が明らかになった。

カン・ハヌルは9月24日に放送されたバラエティ番組『ランニングマン』(SBS)に出演し、映画『30日』(原題)で共演した女優チョン・ソミンと共に出演した。

女優のチョン・ソミンが登場すると、『ランニングマン』の出演メンバーたちは「ここにもソミンがいる」とし、チョン・ソミン(別人)を指差した。チョン・ソミンは「名前が同じで紛らわしいと感じる方が多い。私のファンだと長い時間電話で話したが、実はチョン・ソミンさん(女優)のファンだったこともある」と話した。

これに対してカン・ハヌルは「僕の本名は“キム・ハヌル”だ。ところが、すでにとても有名な先輩が活動していて、自分の名前を変えたほうがいいと思い、デビューするときにカン・ハヌルに変えた」と説明した。

カン・ハヌルの事例は有名だ。カン・ハヌルは先輩である女優キム・ハヌルと同姓同名という理由で、「キム・ハヌル」という本名の代わりに「カン・ハヌル」を選択した。カン・ハヌルは以前、芸名の候補は「キム・ハジン」「キム・ハジュン」だったと明らかにしつつも、人々に「ハヌラ」と呼ばれるのが好きで父親には申し訳ないが姓だけを変えることにしたと説明した。

そんなカン・ハヌルとキム・ハヌルの縁は名前だけではない。なんと誕生日や干支も同じなのだ。カン・ハヌルは1990年2月21日生まれで、キム・ハヌルは1978年2月21日生まれ。誕生日と名前まで同じカン・ハヌルとキム・ハヌルは現在、韓国を代表するスターとして活躍している。

同姓同名を避けるために
カン・ハヌルだけでなく、多くのスターが混乱を避けるために本名の代わりに芸名を選んでいる。

例えば女優のハン・ガインの本名は「キム・ヒョンジュ」なのだが、先輩女優キム・ヒョンジュと名前が同じだったので芸名を選んだ。ハン・ガインは芸名について「ガインの代わりにテランになりそうだった。当時、所属事務所の社長がイ氏だったので、イ・テランになるところだった。家では本名のヒョンジュと呼ばれる」と明らかにした。

俳優キム・ウビンの本名は「キム・ヒョンジュン」だ。SS501で活動したキム・ヒョンジュンと名前が同じだ。キム・ウビンは芸名を使うようになった部分について「20年以上、キム・ヒョンジュンと呼ばれてきたので、他の名前を呼ばれると訳もなく恥ずかしかった。私と一番近い人たちに聞いて、だんだん範囲を狭めていった」と話した。同名異人の他の芸能人に被害を与えないために、芸名を使うことになったというのだ。

また、ソ・ガンジュンの本名は「イ・スンファン」。トップ歌手として長く活動したイ・スンファンと同じだ。ソ・ガンジュンは「あまりにも有名な先輩歌手の名前なので芸名を使うことになり、同じ所属事務所の先輩であるハ・ジョンウ先輩のマネージャーの名前を使っている」と明らかにし、話題を集めたことがある。

その他、女優イ・チェヨンも先輩女優のイ・ボヨンとの混同を避けるために芸名であるイ・チェヨンを選択し、女優イエルも本名「キム・ジヒョン」がとても多くて特別な芸名であるイエルを選択したと知られた。

もともと同名異人が多いとされる韓国で、スターたちも様々な工夫をしているようだ。

◇カン・ハヌル プロフィール

1989年2月21日、釜山(プサン)生まれ。2007年、ドラマ『最強!うちのママ』でデビュー。もともとミュージカル界で知名度が高く、舞台公演に対する思いが強い。映画『ミッドナイト・ランナー』でパク・ソジュンとW主演して話題となり、ドラマ『椿の花咲く頃』で明るい警察官を好演。注目の俳優となった。本名は“キム・ハヌル”だが、先輩女優のキム・ハヌルと同名になることを避けるため、芸名をカン・ハヌルにしたとか。

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