四国の水がめ、高知県の早明浦ダムの貯水量が減少しています。早ければ3月中旬にも貯水率が0%になる恐れもあるとして、香川用水への取水制限に向けた検討が始まりました。

吉野川水系水利用連絡協議会の幹事会で第1次取水制限に向けた検討が始まったものです。

早明浦ダム周辺では去年9月から雨が少ない状況が続き、きょう午前0時時点の貯水率は57.5%と、平年を30%近く下回っています。また、このまま雨が少ない状況が続けば、3月12日にも貯水率が0%になる恐れが出ています。

気象台の3か月予報では今後の四国地方の降水量は平年並みとなっていますが、早ければ2月7日にも、貯水率が第一次取水制限開始の目安となる50%を切る見込みで、協議会では明日、取水制限を開始する時期を決定する方針です。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rsk/975729