0001請安息吧 ★
2024/02/08(木) 20:32:41.47ID:p/5AtE6H写真提供: 現代ビジネス
73.7％。大阪府知事で大阪維新の会代表、吉村洋文が昨年の選挙で得た票の割合だ。吉村はこの選挙で、次点の5倍を超える244万票を獲って圧勝した。
事実上の独裁をしくロシアのプーチン大統領でさえ、前回選挙の得票率は76％。それに肉薄する、すさまじい数字である。
大阪の政治は、ほかの都道府県から見ると、まさしく「異世界」だ。
国政では、19の衆院小選挙区のうち15選挙区で維新候補が当選。参院大阪選挙区では定数4のうち2議席を維新が占め、比例区の得票率は39％と、自民党の20％をはるかに凌駕している。もちろん府議会・市議会でも、維新が圧倒的な多数派だ。
「日本の政治史のなかで、『地域政党』がこれほど大きな支持を得て、国政まで進出した例は維新のほかにありません」(関西学院大学教授で大阪の政治意識に詳しい善教将大氏)
大阪独特の「民主主義」
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創設者である橋下徹・元大阪府知事や松井一郎・前大阪市長が一線から退き、全国的にはやや鳴りをひそめているものの、大阪について言えば、いまや完全な「維新の天下」となっている。
大阪の政治には「お笑い100万票」の伝統がある。
実際、タレント政治家のはしり、参院議員の横山ノックや西川きよしは毎回およそ100万票を得てトップ当選していた。思想家で神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏が、こう分析する。
「大阪の人びとには『自分たちと同じ目線の人に代表になってほしい』という思いが強い。1995年に府知事となった横山ノックさんにしても、最後は強制わいせつで有罪判決を受けて辞職したわけですが、問題があるとわかっていてもトップに据える。
偉そうに政策を語る『すかしたインテリ』よりも、『近所のおっちゃん』『隣の兄ちゃん』のほうが好ましい。そうした『親しみ』が、大阪の民主主義の根っこにあるのです」
もちろん、このような政治に「親しみ」を求める感情は、大阪以外の地域の有権者も多かれ少なかれ持っているだろう。ただ、大阪にはひとつ、他地域とは異なる要素があった。それが、維新を強力に後押しした「キーマン」の存在だ。
その詳細を【「東京都民だけ」が知らされていない事実…「たかじん」のヤバすぎる影響力と「維新躍進」の本当の理由】で続けてお伝えする。
2/8(木) 7:03配信 現代ビジネス
https://news.yahoo.co.jp/articles/086647963c75113bb551a0c3769884375f16696b
