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11日、韓国メディア・アジア経済は「世界94カ国・地域を対象に高級レストランを除く一般飲食店の1食の値段を調べてランキングした結果、韓国は57位だった」と伝えた。写真は韓国料理。

2024年2月11日、韓国メディア・アジア経済は「世界94カ国・地域を対象に高級レストランを除く一般飲食店の1食の値段を調べてランキングした結果、韓国は57位だった」と伝えた。

国・都市の比較統計サイト「Numbeo」による調査で、世界で最も1食の値段が高いのは平均28.59ドル(約4260円)のスイスだった。韓国は平均6.77ドル(約9000ウォン)で57位、日本は6.75ドルで58位。中国は3.51ドルで79位となっている。

欧州諸国のほとんどは10ドル以上、アジア諸国は10ドル未満と集計された。韓国はアジアでは高い方に属する。アジアで韓国を上回ったのは中東と香港(8.95ドル)だった。

ただ、この数値は過去12カ月間の全国平均を集計したもので、首都や観光地の1食の値段は9000ウォンを大きく上回ると、記事は指摘している。

KB国民カードが昨年1~5月にソウル・首都圏の主要なオフィス街5カ所で昼食時間帯のクレジットカード利用額を分析した結果、汝矣島(ヨイド)の平均が1万2800ウォン(約1400円)、光化門(クァンファムン)が1万2400ウォン、江南(カンナム)が1万800ウォンと集計された。

物価上昇で昼食代も高くなる「ランチフレーション」により、弁当を持参したりコンビニで売っている物でランチを済ます会社員も増えているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「その辺の飲食店に行ってごらん。9000ウォンじゃ食べられないよ」「原因は一つ。最低賃金を急に引き上げたからだ」「人件費が100ウォン上がると物価は200ウォン上がる」「欧米は家で作れば安くつくでしょ」「韓国は外食も家ご飯も高い」「日本は本当に安いな。レートの差があるのに、韓国とほぼ同じ値段か」「それでも仁川空港は海外旅行に行く若者でごった返しているね」「賃金と一緒に比べないと、食事代だけではちゃんとした比較にならない」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

https://www.recordchina.co.jp/b928514-s39-c20-d0195.html