0001きつねうどん ★
2024/02/16(金) 17:34:38.10ID:8vbaHwFy「酔いがさめると自己嫌悪に襲われて大変でした」 1日最大で500mlを6缶飲んでいたという人も
実際に以前は好んで飲んでいたものの、最近“ストロング系チューハイ離れ”した人たちもいるようだ。かつての愛飲者たちに、ストロング系チューハイにハマった理由と離れた事情を聞いてみた。
10時出勤だったのに起きたら14時で…
メーカー勤務の30代女性・Aさんは、仕事も恋愛も上手くいかず八方塞がりだった時期がある。そんなときにハマったのがストロング系チューハイだった。
「甘くて飲みやすく、安いうえにすぐに酔えるので、完全に拠り所になっていました。毎日500mlを1~2缶飲めば、何も考えられなくなって寝落ちする生活。ちょうどコロナの影響で在宅勤務になった頃で、多少二日酔いでも仕事ができたのもよくなかったかもしれません」
出勤に切り替わってからも、ストロング系チューハイを飲み続ける日々。Aさんはある日、いつもより多く飲んでしまい失態をおかした。
「その日は3本飲んで寝たんです。そうしたら、10時出勤のところ、起きたら14時でした……。最初、何が起きたか理解できませんでした。スマホには着信とメールの通知がめちゃくちゃ来ていて、慌てて連絡しました。お酒のことには触れず、『意識を失っていた』とだけ説明しました。
他のお酒ではこんなことはなかったのに……と、この一件からストロング系が怖くなり、飲むのをやめました。量に気をつければいいだけなんでしょうが、ストロング系はなんだかどんどん飲んでしまうんですよね。だから飲まないほうに振り切ったんです」(Aさん)
1日最大で500mlを6缶飲んでいた時期も
IT企業勤務の20代男性・Bさんは、「仕事の疲れが取れる」という軽い感覚で、ストロング系チューハイを飲むようになった。
「仕事終わりにコンビニで買って、歩きながらなんとなく飲んだことが始まりです。なんだか疲れが取れるような感覚と、ふわふわと幸せな気持ちになれたんですよね。安いし味もジュース感覚でついつい飲み過ぎて、1日最大で500mlを6缶飲んでいた時期も」
ただ、飲んでいる時は「幸せ」でも、酔いがさめるとネガティブ志向や破滅願望に襲われることが増えたという。Bさんは「現実逃避でしかなかった」と振り返る。
「ストロング系チューハイを飲んでいると、人生どうにかなるという楽観的な思考から、『どうにでもなれ』的な感じに変わって、ネガティブになっている自分に気づきました。酔いがさめると自己嫌悪に襲われて大変でした。健康診断で肝臓の数値が悪化したこともあり、危機感を持ち、ストロング系から卒業しました。今は風呂上りのビール1缶までに制限しています」(Bさん)
酔って料理をしていて鍋をひっくり返しそうに
主婦の50代女性・Cさんは、夕食の支度をしながらお酒を飲むのが日課だ。いつも飲んでいるワインからストロング系に乗り換えた時期もあったが、再びワインに戻したという。
「ワインボトルを1本開けてもほろ酔いで済むぐらい、お酒はそれなりに強い方です。ストロング系チューハイは安いうえに1缶で十分に酔いが回るし、種類も多いので飽きませんでした。
とにかく酔うためにはコスパが良い。ただ、あまりに酩酊して料理が雑になる日が増えました。しかも、鍋をひっくり返しそうになったり、包丁を使おうとしてヒヤッとすることも。これは危なすぎると思って、ストロング系もキッチンドランカーも卒業しました」
アルコール摂取が過度になると、健康を損なうこともあり、依存リスクも指摘されている。確かにストロング系チューハイは飲みやすく、適量を超えがちなことも多い。心当たりがある人は、自身のお酒との付き合い方を見直してみてはいかかだろうか。(了)
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