X



お湯を入れると片手では… 銭湯のケロリンおけ、小さい「関西版」 [きつねうどん★]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001きつねうどん ★
垢版 |
2024/02/25(日) 07:40:16.46ID:zHsneYIT
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2024/02/22/20240222k0000m040241000p/9.jpg
一回り小さい関西版(左)と、関東版の「ケロリンおけ」を手にする笹山敬輔・富山めぐみ製薬経営戦略室長=同社提供

 銭湯でよく見かける「ケロリンおけ」は関西と関東で大きさが違う――というのは知る人ぞ知る銭湯豆知識だ。では、そもそもケロリンおけってどうして生まれたのか?

 答えを先に言うと、「富山めぐみ製薬」(富山市)が看板商品の解熱鎮痛剤「ケロリン」の宣伝のために約60年前に製造を始めた。同社の笹山敬輔経営戦略室長(44)によると、前身の内外薬品はケロリンを1925年から家庭用置き薬として販売、親しまれていた。そして薬局や薬店にも置いてもらおうと全国に営業を始めたころ、広告などを扱っていた東京の「睦和商事」の飛び込み営業を受けた。「リラックスしている場所で見る広告は効果がある。湯おけに広告を出しませんか」。それがきっかけで63年にケロリンおけが誕生した。

 それまで木製のおけを使っていた銭湯で、プラスチック製が普及し始めていた。ケロリンおけは広告入りのため安く買えるとあって、東京駅八重洲口の銭湯が置いたのを皮切りに全国に広まっていった。笹山さんは「内外薬品と睦和商事の営業担当者は、昼は薬店、夜は銭湯を一軒一軒一緒に回ったそうです」と話す。

 その営業担当者が、近畿地方の銭湯で「このサイズのおけは置くことができない」と断られた。近畿には客が浴槽から直接すくって、かけ湯をする文化があり、それまでのケロリンおけ(重さ360グラム、直径225ミリ、高さ115ミリ)では「お湯を入れると片手で持てない」と言われた。そこで一回り小さい「関西版」(重さ260グラム、直径210ミリ、高さ100ミリ)を作り、従来のものを「関東版」と呼ぶようになった。

 ケロリンおけは一貫して群馬県のプラスチック工場で製造している。子供が蹴飛ばしても、腰掛けにされても壊れないと「永久おけ」の別名があるほど頑丈だ。累計300万個近くに達し、今も年間4万~5万個を作る。近年、銭湯だけでなく「昭和レトロ」を感じさせるグッズとして、一般販売の需要が出てきた。東急ハンズや富山駅などで1300円(税別)で販売し、アニメなどのコラボグッズも好評を博している。

 睦和商事の経営者の引退を機に、ケロリンおけの販売は10年ほど前に内外薬品が引き継ぎ、更に同薬品の全事業は2018年、富山めぐみ製薬が継承した。ただ、おけに印字する社名は「デザインとして浸透している」と「内外薬品」のままだ。

 笹山さんは、ケロリンおけを広告に採用した内外薬品創業家の孫。「ケロリンの名を知っていただいているのは、銭湯がおけを使ってくれているおかげ。銭湯文化がいろんな形で残ってほしい」と語った。【高木香奈】

https://mainichi.jp/articles/20240222/k00/00m/040/225000c
0002Ψ
垢版 |
2024/02/25(日) 17:25:27.99ID:q3jfwuss
ウチのは関西版より小さいような、、、
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況