0001きつねうどん ★
2024/04/04(木) 15:13:17.21ID:Wgmttx+Thttps://www.yomiuri.co.jp/media/2024/04/20240404-OYT1I50050-1.jpg?type=large
記者会見する川勝知事(3日、静岡県庁で)=木田諒一朗撮影
「言葉の問題で議会やマスコミ、県民の方からアドバイス含めてご批判をいただき、その都度、このようなことがないようにと努めてきたが……」。知事は記者会見で、これまで相次いだ失言について改めて反省を述べた。
会見に先立ち、知事はこの日正午に県議会議長室を訪れて6月議会の冒頭に辞職する意向を示し、「6月議会の審議は新しい知事の下でやってほしい」と伝えた。その後も最大会派・自民改革会議の幹部や知事を支える第2会派・ふじのくに県民クラブの幹部らと相次いで面会し、慌ただしい一日を過ごした。
知事の辞職意向表明を受け、各会派は今夏の実施が想定される知事選も念頭に、今後の善後策の協議に入った。
自民は断続的に役員会を開いて対応を協議。増田享大代表は「発言で傷ついた県民への謝罪はしっかりと求めなければならない。県政の停滞を起こさせてはいけない」と話し、次期知事選については「できるならば『オール静岡』で新しい知事を誕生させたい」と述べ、他会派などとの連携の可能性もにじませた。
ふじのくにの田口章会長は「再三にわたって知事には発言に気を付けていただきたいと話してきたので今回の発言は非常に残念」と述べた。「ふさわしい後継者がいれば積極的に関わりたい」としつつも、意中の候補者の存在についての言及は避けた。
第3会派の公明党県議団の蓮池章平団長は「問題発言について謝罪されたことはよかった」と語った。
川勝知事が6月県議会冒頭で辞職する意向を表明したことを受け、今夏に知事選が行われる見通しだ。知事選は公職選挙法の規定で、辞職の申し出を受けた県議会議長が5日以内に県選挙管理委員会に通知し、翌日から50日以内に行われる。
県議会開会日の6月19日に辞職を申し出た場合は8月中までに選挙が行われることになるが、県選挙管理委員会によると、事前に辞表を提出し同日付などで辞職した場合、知事選は6月20日告示、7月7日投開票の日程で行われる可能性もあるという。
静岡県内では2009年、当時の石川知事が議会開会中の6月17日で任期を残して辞職。知事選が18日告示、7月5日投開票で行われ、川勝氏が初当選を果たした。
川勝知事との主なやりとり
――辞職を決断した理由。
理由は二つ。不十分な言葉遣いで人の心を傷つけたこと。リニア問題で事業主体から明確に事業計画のスケジュールが出されたこと。公約だった「水を守ること」について解決の一里塚に達したと思っている。
――「知性」発言は不適切ではないという認識に変わりはないか。
全文を読んで、音声で聞いていただければ(不適切でないと)わかると思っている。しかし、一部をとれば差別発言ととらえられかねないところがあるのはその通り。申し訳なかった。
――県議会との関係について。
私がいない方が建設的な議論ができるかなと。議会でのやりとりで政局絡みと思われることに議論が収れんしていくことに心を痛めていた。
――辞意表明前に渡辺周・元防衛副大臣と連絡を取った。
(渡辺氏はかつて)県のかじ取りをしたいとおっしゃっていた。私が知事選に出ないときには連絡をするとの約束を果たしただけ。
――出直し選挙として知事選に再び出馬することはあるか。
全くない。十分仕事をした。
https://www.yomiuri.co.jp/election/20240404-OYT1T50056/