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ティム・バーチェット下院議員(同氏の公式サイトから)

 米下院議会は昨年7月、UFO公聴会を開催し、〝内部告発者〟が「政府は宇宙機だけでなく、非人間的存在のパイロットの遺体も確保している」と証言したため、世界中のメディアが大きく報じた。ティム・バーチェット下院議員は4日、米メディア「ニュース・ネーション」に次なるUFO公聴会の開催を約束した。

 米国防総省(ペンタゴン)は、宇宙人が地球を訪れたという証拠は存在しないと長年、否定してきた。そして3月にペンタゴンの全領域異常対策室(AARO)は「1945年以降のUFO目撃情報は全てありふれた物体や現象の誤認である」との64ページにわたる報告書を発表した。

 昨年のUFO公聴会でペンタゴン国家偵察局のUAPタスクフォースに所属したデビッド・グラーシュ氏らが証言した内容をペンタゴンが完全否定した形になっている。

 しかし、バーチェット氏は、次なるUFO公聴会でこの状況を変えたいと思っているという。

「できれば内部告発者を何人か入れて、さらなる問題を暴いてくれることを期待しているので、心の準備をしておいてくれ」と話している。

 同氏によると、米議員の多くは、UFOが地球外知的生命体の乗り物であると信じているという。また、「ある議員が『もし米国がUFOについて本当に知っていることの詳細が明らかになれば、暴動が起きるだろう』と言った」と明かしている。

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