0001きつねうどん ★
2024/04/10(水) 06:50:51.79ID:lzQx1/hABSN新潟放送に寄せられた衝撃的な写真。ワニのように見えますが、見つかったのはなんと!新潟県胎内市を流れる胎内川。県内でワニが生息しているのでしょうか。取材班が探しにいきましたが…
この写真が撮影されたのは今月6日の朝。撮影した人は…
「胎内川へ釣りの下見に行ったところ、川底に沈んでいるワニらしき死骸を発見」
「ルアーを引っ掛けて川岸に寄せて確認したらワニの死骸だった」
「見つけたところに置いてきた」…ということで、取材班が現地に向かいました。本当にワニはいるのでしょうか?
【記者】「ここら辺にいるとのことなんで、これから探してみたいと思います」
川沿いにある砂利道をひたすら探しますが…雨風が強く、川の流れもあり捜索は難航します。
【記者】「全然いないですよ。流れちゃったかな」
しかし、捜索開始から30分。
【記者】「うわっ待って…これ違いますよね?これ違いますよね?」
【カメラマン】「いたね…」
記者も驚きで固まってしまいました。
体長は70センチほどで足や手の形、そして模様は…ワニそのものにも見えます。
【カメラマン】「生きてる?死んでるでしょ?」
【記者】「死んでます、死んでます。口とれてますから死んでますね」
手袋をつけて、持ってみると…
【記者】「めっちゃ重たい。重たい、重たい、重たい」
ここで記者はあることに気づきました。
【記者】「金属出てるんですよね。こんな感じで。多分本物じゃないですね」
あれ?これはどうも…
実は、私たちは現地取材と並行して新潟市の水族館・マリンピア日本海に写真を送り、分析をお願いしていました。
野村卓之館長は写真を見て確信したそうです。『剥製』だと。
【マリンピア日本海 野村卓之 館長】
「ちょっと姿勢が良すぎまよね。自然に死んだものであれば、前足、後ろ足がでれっと伸びちゃってるとか、しっぽがクルっと回ってるとかなくて、こうダラーっとのびきった感じになるはずです。いかにも展示に都合がいいような姿勢をしていますよね」
記者が、現地で撮影した写真を見てもらうと、野村館長は「あー、これわかりやすいですね」「針金が…縫い目もありますね」と苦笑い。そもそも新潟県内の川でワニが生息している可能性はあるのでしょうか?
【マリンピア日本海 野村卓之 館長】
「ないです。ワニは基本的に温かいところの生き物ですので、冬越せないと思います。20℃切ると調子崩すんじゃないかな。だいたいワニは熱帯魚みたいに温めて飼育しますので」
野村館長はこのワニについて、もともと南米に生息していて日本の動物園にもよくいる「メガネカイマン」だろうと話していました。
ワニの剥製が胎内川に。この謎の事態に地元の人は…
【住民】「ええ!これなんだあ!」
「ワニのはく製」だと知ると…
【住民】「剥製?ワニの剥製か、えー!これが川に?」「こんなの川にいたら大変ですよ」「ご苦労さんですね!もうちょっとでベルトか財布になったかもしれないね」
ところで、このワニの剥製…
取材が終わりどうすればよいのか、胎内川を管理する新潟県 新発田地域振興局に聞いたところ「できれば川には戻してほしくはない」と言われました。
…ということで記者は袋に入れて会社に持ち帰ってきました。胎内市に聞いたところ、剥製は「可燃ごみ」だそうです。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bsn/1104401