群馬県高崎市の上信電鉄の踏切で小学4年女児(9)が電車にはねられて死亡した事故を巡り、過激な言葉で群馬県職員を非難する電話が2件あったことが11日、分かった。県は県警への相談を検討している。

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現場の踏切には警報機や遮断機はなかった(6日、高崎市で)

 県によると、電話は8日に「県だけでなく、高崎市、鉄道会社の職員も殺人罪だ。命をもって償ったらどうだ」、9日に「覚悟しておけ。住所などを突き止められ、精神もボロボロになるからな」とそれぞれあった。いずれも男性で別人とみられる。県の担当者は「暴言では何も解決しない。意見を伝えてほしい」としている。

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