0001きつねうどん ★
2024/04/17(水) 12:30:57.96ID:f9n5FMxp2017~21年の大統領在任中、北大西洋条約機構(NATO)のある加盟国の首脳から、その国が十分な軍事費を負担していない場合、米国はどう対応するかと問われて、そう答えたそうだ。トランプはその首脳にさらにこう伝えたという。「むしろ、彼らにやりたいことは何でもするよう勧める」
「彼ら」というのは、ロシアのことだ。
2022年3月上旬、ウクライナ北中部ブチャのヤブルンシカ通りで、ロシア兵らは多数の民間人を虐殺した。これが彼らの「やりたい」ことのひとつだ。
住民のジャンナ・カメネバは、友人のタミラ・ミシュチェンコとその14歳の娘アンヌ、隣人のお年寄りマリヤ・イリチュクを自分のミニバンに乗せ、急いで避難させようとした。
車がヤブルンシカ通りに入ったとき、ロシア兵が発砲した。少女1人を含む女性4人は、全員亡くなった。「バンはやがて炎に包まれた」。ヤブルンシカ通りでの犠牲者のうち36人の身元を特定したニューヨーク・タイムズ紙はそう報じている。
「彼らにやりたいことは何でもするよう勧める」とトランプは言った。
ロシアは2022年3月16日、ウクライナ南部マリウポリの劇場を爆撃した。これが彼らの「やりたいこと」のひとつだ。
その日、この劇場には、ロシア軍の砲撃や爆撃から逃れるため、高齢者や女性、子ども、赤ちゃんら1000人ほどが集まり、身を寄せ合っていた。「避難してきた方たちは、ここなら安全だと思っていたんです」。劇場の元舞台監督オレナ・ビラはAP通信に語っている。
安全ではなかった。ロシア軍の爆弾が劇場に投下され、吹き飛ばされたり、焼かれたり、押しつぶされたりして、少なくとも600人が亡くなった。高齢者や女性、子ども、赤ちゃんらが亡くなった。
歴史ある港町のマリウポリは、その後、ロシアの手に落ちている。
「彼らにやりたいことは何でもするよう勧める」とトランプは言った。
ウクライナの南部と東部の一部を含め、侵攻して占領した国々の人々をレイプすること、これが彼らの「やりたいこと」のひとつだ。
ロシアがウクライナに対する全面戦争を始めて最初の1年間に、ロシアの軍人によるレイプの被害に遭ったウクライナ人には、妊娠中だった16歳の少女や、83歳の老婆も含まれる。米国のマイケル・カーペンター欧州安保協力機構(OSCE)常駐代表(大使)は報告書のなかで、被害者のほんの一握りの例としてふたりに言及している。
「男性もレイプされたり、性器を切断すると脅されたりしている」とカーペンターは記している。「銃口を突きつけられてレイプされた、殺すと脅されてレイプされた、という被害者の報告もある。ロシア軍に人質に取られた家族を守るためレイプに耐えた、というケースも複数ある」
「彼らにやりたいことは何でもするよう勧める」とトランプは言った。
幼児を殺すこと、これが彼らの「やりたいこと」のひとつだ。
2022年7月14日、ロシアのミサイルがウクライナ中部ビンヌィツャを襲った。この攻撃で、ウクライナの民間人少なくとも23人が亡くなった。ひとりは、ダウン症の4歳の女児エリザベータ・ドミトリーエバだった。エリザベータの母親のイリナは、片足を失った。
「わたしは天使のお母さんよ」。イリナはエリザベータの1歳の誕生日に、SNSにそうつづっていた。ロシアのミサイル攻撃で、ベビーカーに乗っていた女児の小さな体から、はらわたが飛び出す3年前のことである。