「スラムダンク」は、最初井上雄彦さんが、先んじてるキャラ流川楓を主人公に
短編を描いて少年ジャンプ編集部に見てもらい、こいつをライバルと思って
向かってくるキャラを主人公にして描くように言われて、連載が始まってる
キャラの私生活部分の描写はほとんどない

これは、むらかみもとかさんが少年サンデーで、先んじてるキャラである
東堂修羅を主人公に短編描いて、こいつをライバルに…で、夏木六三四(むさし)を
主人公に「六三四の剣」を描いた経緯と似てる
でも、ライバルも主人公も、家族絡みの生活の描写(対照的なのだ)がガッツリある
そもそも双方の父同士が大学時代剣道部の先輩後輩の関係

少年ジャンプの「ヒカルの碁」も追いかける方が主人公だ(主人公には凄い幽霊が
憑いているので、先んじていた子がその主人公を追っかけている部分も多々ある)
これも家族の描写がある(原作:ほったゆみ 漫画:小畑健)

つまり、追っかける方は主人公になれるが、先んじてる方は主人公になれないんだよね