父王も美形で素敵に描かれてるけど、リチャードに言ってることは一貫して現世利益ばっかしなんだよね
リチャードはそこに自分の居場所という、ほぼ個人的な理由に突き進む姿がクローズアップされていて
実際の王たちはもちろん治世もがんばっただろうけど、セリフの端々に自己中な王家の人々臭が漂ってて、プラス愛憎劇にばっか意識が向いてて、劇団の歴代座長と主演女優を眺めてるような気分になる時があるw
もうちょっと民衆に寄り添うセリフとか、国の和平に尽力するスピリットとか入れ込めなかったもんかね
作者が女性だからと言われてしまうのはこういうところ