熊本地震でプチ避難所に。停電時に3日3晩電気が使えたパナソニックの蓄電システムとは
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1045325.html

 リフォーム需要に対応する製品の開発には、余剰電力を売るFIT期間が終了する家庭が増えることや、
蓄電システムが震災時に活躍したことが背景にある。
これまでは新築家庭において、太陽光発電システムを設置し、余剰電力を売るという流れがあったが、
今後は蓄電システムと連携させて、蓄えた電気を使い切る時代になるとしている。

○熊本地震で活躍。パワーステーションを設置していた家庭がプチ避難所に

 実際に、2016年4月に起きた熊本地震では、パワーステーションが倒れたという報告は1つもなく、停電時に活躍したという。

 熊本市のある家庭では、パワーステーションを設置していたことにより、
周りが停電している中その家庭だけ明かりが点いており、3日3晩、電気を使うことができた。
生まれたばかりの赤ちゃんのミルクを温めたり、
備蓄していたお米と水でご飯が炊けたりと、問題なく生活ができたという。
被災した近所の人にもお湯や電気を分けられ、プチ避難所のようになったという報告があった。