日本の年間消費電力量は急減、電力需給ひっ迫は「タイムシフト」で解決か
2022.07.13
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/071201084/


一般の報道や自治体の広報資料をみると、昨今の電力需給ひっ迫は、「電力不足」と翻訳されてしまっている。
これはさらに「電力量不足」と混同され、電力量不足なら、電力量を増やす原子力発電(原発)を再稼働しないといけない、という“結論”にたどり着いてしまう。


 日本は10年で消費電力量が12%減少

 年間電力量の追加が不要なことは、日本の消費電力量がこの10年、ほぼ右肩下がりで減っているという事実だけでも一目瞭然だろう。