時間が取れたので、酒飲み始めて上総掘り調べたら
単管パイプ掘りに、やぐらを組んで、ばね機構をつければほぼ上総掘りになるのでは?と思った。
上総掘りだと井戸径が10pで300mも掘れるとか。

https://dl.ndl.go.jp/view/prepareDownload?itemId=info%3Andljp%2Fpid%2F10437530&contentNo=1
>上総地方の例では1分間に50回程度,ストローク幅は15cm程度となっている。
>1日の掘削深度は地質にもよるが平均で約5 〜 6mで あ る 。

九十九里とかだと、砂地だから300m掘るとしても、5m/dayとしても60日で完成させて
次の堀場に移って、4・5人で組んで、年4・5本掘ってれば仕事として成り立っていたのかなと。

>掘り屑が鉄管の内部に一杯となると鉄管を引 き上げ,
スイコに代え孔内を掃除する 。
こうして掘り上げた井孔に真竹を繋いだ竹樋を入れ,
井戸側には土管などを用 いて井戸を仕上 げ る 。

ほぼ単管掘りと変わらない?貯まったら引き上げて廃土
昔は300mとか掘っても竹の節をくりぬいて、5・6m毎に継いで60本も入れたんだろうかw

読んでいくと、突き崩し掘削が古来の本来の掘り方なんだね

>腕に覚えのある農民もまた職人の手伝い等を通じて ,
見よう見真似で突掘りの技術を習得し,
この恵まれた条件を生かしつつ自家用の井戸を掘 っ た 。

先人も見様見真似で試行錯誤していて親近感がw

>見よう見真似で技術が習得できる 。
これこそ上総掘り技術が急速に各地に伝播していくことと な っ た大きな要因であった。

結局どの掘方が正解、失敗かは水が出ればOKで、
上総掘りに行きつくまでに裏には淘汰された色々な方法があったんだろうなと思うと面白いw

最後は、近代化のエンジン・大出力モーターでボーリング掘削に負けて淘汰されてしまった過去の技術になったと・・・