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毎日新聞 2021/10/18 08:13(最終更新 10/18 08:13) 632文字




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記者会見で報道陣の質問に答える小室圭さん=東京都中央区で2017年5月17日、小川昌宏撮影

 小室圭さんの母親と元婚約者をめぐる金銭トラブルは依然として解決していない。

 小室さん側などによると、母は2010年ごろから元婚約者と結婚を前提とした交際を始め、生活費や小室さんの大学入学祝いなどの名目で400万円以上の金銭的支援を受けていた。

 12年9月に2人の婚約が解消された際、この金銭について元婚約者は返済不要との立場を示したという。13年8月、一転して元婚約者が返済を求める手紙を送ってきたが、母は応じなかった。

 その後、双方の動きがないまま、17年9月に小室さんと秋篠宮家の長女眞子さまは婚約内定の記者会見にのぞんだ。

 小室さんの母に金銭トラブルがあると週刊誌に報じられたのは17年12月。関連の報道も続いた。宮内庁はその後、婚約の延期を発表した。

 小室さんは19年1月、金銭トラブルについて「解決済みの事柄と理解していた」とする文書を発表。「元婚約者の方から理解を得られるよう努めたい」とした。

 以後、代理人らを通じて話し合いが続けられたが、双方の溝は埋まらず、交渉はまとまらなかった。

 小室さんは21年4月、金銭トラブルについてまとめた文書を改めて公表。「(元婚約者との)話し合いが頓挫している」と明らかにした上で、これまでの経緯を初めて詳細に説明した。文書公表の4日後には借金としての返済ではなく、解決金として金銭を渡す意向を代理人を通じて示した。

 元婚約者側は解決金の交渉に応じる姿勢を示したものの、解決に向けた道筋は見えていない。【和田武士】